第7回

朱杏先生の作品


第8回

朱杏先生の作品

今年も大繁盛でした。

台風と重なり大変な状況にも関わらず、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!


◆書譜


大室 澄真

✤ 神童の振動!(1歳3か月)

「書道、デビュー作!」

 

 

北川 粧華

✤ 無病息災

「昨年は夫婦それぞれ手術しました。健康で暮らせる事の有り難さを痛感!」 

 

 

塩飽 麗香 

✤ 冬ごもり 思ひ可(か)介(け)ぬを 木の万(ま)よ利(り) 

花とみるまで 雪ぞ ふりける

「古今和歌集」紀貫之

里で冬籠りしていると、思いがけないことに、木の間より、花かと見えるほどに、白雪降ったことよ

 

岡本 紫朱

✤ 青蓋黄旗(せいがいこうき)

天子が出現する吉兆、めでたい前兆のこと。

青い日よけのつけた車で、青蓋車と黄色い旗は天子の用いる物。気が集まって青蓋車や黄旗の形で天に現れるといわれている

 

垂水 烽士

✤石見(いはみ)のや 高角山(たかつのやま)の木(こ)の際(ま)より わが振る袖を 妹(いも)見つらむか

万葉集(柿本人麻呂)

石見の高角山の木々のあたりから私が振って いる袖を妻は見ているだろうか

国司として石見にいた人麻呂が、結婚して間もないころ、妻を残して上京する時の歌。石見=島根県西部地方

 

山崎 美洋

✤ こな邊(べ)ハ(は)じき尓(に) あ徒(つ)くなる

器量の小さい人物になるにはそう苦労はいらないが

大人物になるのは難しい。

「結婚10周年記念作品!

10年間、朝昼晩とお米を炊き続けた鍋の柄がとれた!」

 

内野 麻理子

✤ 金婚の春迎えむと老夫婦 障子はりけりうち揃ひ筒(かの)七十に年をかさねて梅にすむ(徳次郎)。

「梅の木がある輪島の祖父母の家。仲睦まじく金婚まで添い遂げた二人が懐かしく 祖父母の歌を・・・」

 

 

見上 翠秀

✤ 桜の花びらが舞うよう元気いっぱい 蘭のはなのような 笑顔と共に

「6月で満1歳になった初孫、桜蘭。可愛い花より食べ物には目がないお茶目な健康優良児です!」

 

 

松井 優朱

✤ 堅牢確実(けんろうかくじつ)

平林 加朱

✤ 積善之家必有餘慶(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)

 

高島屋が大好きだった母が昨年他界。テーマ「高島屋」

1831年(天保2年)、京都で飯田新七が古着・木綿商を開き、義父の出身地である近江国高島郡(高島市)から髙島屋と名付けた。

堅牢確実(家訓)「丈夫で品質の良いものを売ろう」という決意で染物にも織りにも研究を重ねた。

 原田 扇朱

✤花ち連(れ)婆(ば) 不多ゝひ王(と)わ怒(ぬ)世乃(の)人を こゝ路(ろ)安(あ)りとも思ひ介(け)る可(か)南(な)

大久保 利通

花が散ったあとには再び訪れることがない人を「心あり」と読んでいる

明治9年の東北巡幸の先発で東北に訪れた際に読まれた和歌

 

 有田 風朱

✤ めだか      ✤ 花火   ✤ 福ちゃん/ほおずき       ✤ コスモス/あざみ

 

西野 朱夏

✤ 林亭秋己晩 騒客意無窮 遠水連天碧 霜楓向日紅 山吐孤輪月 江含萬里風 寒鴻何處去 聲斷暮雲中

 「花石亭」 李(り)珥(じ)

林の東屋に秋がもう終わろうとしている。酔い騒ぐ旅人の気持ちは終わりがない。遠くの川は天につながって青く 霜の降りたかえでは日の光を受けてひときわ赤い 山はただ一輪の月を吐き出し 川ははるか遠くの風を含んでいる。 寒々とした大鳥はどこへいくのだろうか。 その声は夕暮れの雲の中に消えてゆく。

 

柏原 朱頓

✤ 蓮花舞

韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」より。

踊り手がいなくなり 困ったラオンは世子様の為に蓮花舞の衣装に着替える。薄布で半顔を覆った天女(ラオン)が現れると 琴の音が響き蓮花舞がはじまる。妖艶な姿で妓生以上に美しい舞を披露する

 


小学生の部(テーマ:お母さんってどんな人?)


【謝辞】

今回は、書道と陶芸のコラボに挑戦した作品も・・・

 

信楽焼の西尾陶山先生とともに仕上げた壺が出展されました。

すてきな作品に仕上がりました。

大変感謝しております。ありがとうございました。