今年も大繁盛でした。
台風と重なり大変な状況にも関わらず、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!
大室 澄真
✤ 神童の振動!(1歳3か月)
「書道、デビュー作!」
北川 粧華
✤ 無病息災
「昨年は夫婦それぞれ手術しました。健康で暮らせる事の有り難さを痛感!」
塩飽 麗香
✤ 冬ごもり 思ひ可(か)介(け)ぬを 木の万(ま)よ利(り)
花とみるまで 雪ぞ ふりける
「古今和歌集」紀貫之
里で冬籠りしていると、思いがけないことに、木の間より、花かと見えるほどに、白雪降ったことよ
岡本 紫朱
✤ 青蓋黄旗(せいがいこうき)
天子が出現する吉兆、めでたい前兆のこと。
青い日よけのつけた車で、青蓋車と黄色い旗は天子の用いる物。気が集まって青蓋車や黄旗の形で天に現れるといわれている
垂水 烽士
✤石見(いはみ)のや 高角山(たかつのやま)の木(こ)の際(ま)より わが振る袖を 妹(いも)見つらむか
万葉集(柿本人麻呂)
石見の高角山の木々のあたりから私が振って いる袖を妻は見ているだろうか
国司として石見にいた人麻呂が、結婚して間もないころ、妻を残して上京する時の歌。石見=島根県西部地方
山崎 美洋
✤ こな邊(べ)ハ(は)じき尓(に) あ徒(つ)くなる
器量の小さい人物になるにはそう苦労はいらないが
大人物になるのは難しい。
「結婚10周年記念作品!
10年間、朝昼晩とお米を炊き続けた鍋の柄がとれた!」
内野 麻理子
✤ 金婚の春迎えむと老夫婦 障子はりけりうち揃ひ筒(かの)七十に年をかさねて梅にすむ(徳次郎)。
「梅の木がある輪島の祖父母の家。仲睦まじく金婚まで添い遂げた二人が懐かしく 祖父母の歌を・・・」
見上 翠秀
✤ 桜の花びらが舞うよう元気いっぱい 蘭のはなのような 笑顔と共に
「6月で満1歳になった初孫、桜蘭。可愛い花より食べ物には目がないお茶目な健康優良児です!」
松井 優朱
✤ 堅牢確実(けんろうかくじつ)
平林 加朱
✤ 積善之家必有餘慶(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
高島屋が大好きだった母が昨年他界。テーマ「高島屋」
1831年(天保2年)、京都で飯田新七が古着・木綿商を開き、義父の出身地である近江国高島郡(高島市)から髙島屋と名付けた。
堅牢確実(家訓)「丈夫で品質の良いものを売ろう」という決意で染物にも織りにも研究を重ねた。
原田 扇朱
✤花ち連(れ)婆(ば) 不多ゝひ王(と)わ怒(ぬ)世乃(の)人を こゝ路(ろ)安(あ)りとも思ひ介(け)る可(か)南(な)
大久保 利通
花が散ったあとには再び訪れることがない人を「心あり」と読んでいる
明治9年の東北巡幸の先発で東北に訪れた際に読まれた和歌
有田 風朱
✤ めだか ✤ 花火 ✤ 福ちゃん/ほおずき ✤ コスモス/あざみ
西野 朱夏
✤ 林亭秋己晩 騒客意無窮 遠水連天碧 霜楓向日紅 山吐孤輪月 江含萬里風 寒鴻何處去 聲斷暮雲中
「花石亭」 李(り)珥(じ)
林の東屋に秋がもう終わろうとしている。酔い騒ぐ旅人の気持ちは終わりがない。遠くの川は天につながって青く 霜の降りたかえでは日の光を受けてひときわ赤い 山はただ一輪の月を吐き出し 川ははるか遠くの風を含んでいる。 寒々とした大鳥はどこへいくのだろうか。 その声は夕暮れの雲の中に消えてゆく。
柏原 朱頓
✤ 蓮花舞
韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」より。
踊り手がいなくなり 困ったラオンは世子様の為に蓮花舞の衣装に着替える。薄布で半顔を覆った天女(ラオン)が現れると 琴の音が響き蓮花舞がはじまる。妖艶な姿で妓生以上に美しい舞を披露する
【謝辞】
今回は、書道と陶芸のコラボに挑戦した作品も・・・
信楽焼の西尾陶山先生とともに仕上げた壺が出展されました。
すてきな作品に仕上がりました。
大変感謝しております。ありがとうございました。