✤ 繊密 テーマ:イタリア①
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
クーポラを登った記録(92m463段)
天井一面に広がる世界最大のフレスコ画
「最後の審判」
1579年に完成。
ジョルジョ・ヴァザーリ&フェデリコ・ズッカリ
登場人物700の内訳
✤ フィレンツェの夕陽
テーマ:イタリア②「ミケランジェロ広場」の記録
向晩意不適 驅車登古原
夕陽無限好 只是近黄昏
李商隠「楽遊原」
日が暮れるにつれて、心がいらだち、車を走らせて、この古びた高原へと登ってきた。夕日の放つ紅い光が、眼下の都城を限りない美しさに染めあげている。刻々と迫りくる黄昏の薄闇を背後に忍ばせながら…。
◆初日、なんと、ホテルが予約できていないというハプヌング!があったものの、タクシーを飛ばし何とか計画通りミケランジェロ広場からの日没に間に合う!
ピッタリの漢詩が見つかった!
✤刻 テーマ:イタリア③
フィレンツェの象徴「ダビデ像」の記録
ミケランジェロ(1501~4)ダビデ像をモチーフに
巨人のゴリアテを布と石だけで倒して 英雄となったダビデ!
イスラエル王国2代目の統治者(旧約聖書)
高さ5・17m
目はハートの形
✤ 荘厳華麗 テーマ:イタリア
④ミラノの象徴ドゥオーモ(サンタ・マリア・ナシェンテ教会)の記録
1386年建設が開始。
しかし、18世紀までの長期にわたって建築は滞る。
1805年イタリアがナポレオンの占領下に入り わずか8年後に、一応の完成。この時点で開始から500年を経ていた。その後もアーチや尖塔の建築は続き、ステンドグラスが新しく嵌め直されるなど、聖堂の細部までが完全に完成したのはつい最近の1965年のこと。 高さ108m、奥行き158m、幅93m、145本の尖塔と2000体とも3000体ともいわれる彫刻、という壮大な構成で世界最大規模のゴシック建築となる
✤ 天国の扉 テーマ:イタリア⑤
偶然修復が終わり幕が外された瞬間に遭遇した記録
フィレンツェの大聖堂の正面にあるサン・ジョヴェ
ンニ洗礼堂の東門の扉。
旧約聖書のストーリーを、10枚のパネルに彫刻で
描き、左右の開き戸に5枚ずつ並べたもの。
1425年ロレンツォ・ギベルティによって製作さ
れたもの。「ミケランジェロが天国の扉”と称賛した」
「漢字」と「聖書」の不思議なつながり
造 *「造」という漢字に含まれる「土」と,最初の人間アダム神が最初の人間アダムの体を,地面の「土」から形造り,神の「口」から命(ノ)の息が吹き込まれると,人は生きた者(ノ)となって,話したり(告),歩く(しんにゅう)ことができるようになった。
要 *「要」という漢字に含まれる「女」とアダムが必「要」としたもの神は,彼のあばら骨の一つ(彼の「ハート」の近く)から一人の美しい「女」性を造り,彼に妻として与えた。
禁 *「禁」含まれる「二本の木」と「神」(示)「2本の木」(木+木=林)を神(示)は「示」して,その中の一本の木(「善悪の知識の木」)から食べることを「禁」じたのである。その命令に従わなかったので,後に,神は,もう一本の木(「命の木」)から取って食べることも「禁」じた。
魔 * 木+木+鬼+广=魔「魔」という言葉は,イブがエデンの園で蛇にそそのかされた話を示している。蛇(鬼)は,エデンの園の中央に位置し,命の木の横にある禁断の木に隠れてイブを待っていた。つまり,二本の木で,「林」である。さらに鬼は木に隠れ,蛇の姿になって,身を隠していた,つまりおおい(广)で覆った。
裸 *裸に含まれる「衣」衣+果=裸食べることを禁じられていた,善悪の知識の木の「実」を取って食べた時,彼らは,自分たちが「裸」であることを恥ずかしいと思うようになった。それ以後,人間は,「衣」を着るようになったのである。
始 *女+無+口=はじめ最初の女性(女)エバが,よこしま(ム)に,禁断の果実を食べた(口)結果,全人類の罪と死が「始」まった。
初 *衣+刀=初神が人間の裸の恥をおおうために,「皮の長い衣」(衣)を初めて作ってくださった。
船 *舟+八+口=船「船」という漢字は「舟」に「八」の「口」,つまり8人が口があり,ノアの方舟には,丁度八人の人間(ノアとその妻,三人の子供とその妻たち)が乗っていた,ということである。
洪 この「洪」という漢字は,「八」人が「共」に,「水」(さんずい)の中を生き残った,ということを示しているように思える。
乱 *「舌」と,バベル(「混乱」の意) 神様がたくさんの国語を与えて人間を混乱させ,各地に広く散らした。
西野 朱夏
✤王羲之「十七帖」臨
唐の皇帝太宗(598-649)は 書聖 王羲之(303-361)の書を整理し、何巻かの巻物に仕上げた。『十七帖』はその一つで、三千通ともいわれる王羲之の尺牘(せきとく―手紙)の中から選ばれた秀作29通が収められている。
初行に「十七日」の句があるのでこのように呼ばれる。
古来、草書の神品とされている
山崎 美洋
✤大 福
西宮の戎神社でおみくじの大福を主人がひきました。今年から出来たようで大吉の上です。
希望に向かって進みます。
山崎 一航(小学5年)
✤ しいたけ子
文句言う子。むしする子。よくしゃべる子。よくたべる子。返事をしない子。おかし好き子。めんどくさくなる子。ピアノ好き子。しせい悪い子。目がちかい子。おはしとえんぴつのもちかた悪い子。動物好き子。すぐわからんという子。口開いている子。おかわり多い子。ざつ子。他人の物をさわる子。なんでもする子。すごい笑う子。自分でほめる子。なんでもがんばる子。しいたけ子。
学校でしいたけを育てました、家に持って帰っても、ぐんぐん育ちました。私はしいたけを育てるのが上手だと思います。近頃の私を集めてしいたけに・・・
平林 加朱
✤ 多言多慮 轉不相應 絶言絶慮 無處不通
「信心銘」第三祖僧璨(そうさん)鑑智禅師
良く考えて多くの言葉で語り尽くそうとしてもなかなか本当のことを言い尽せない。
しかし、言葉と思考を離れて下層脳の世界に入れば、 いたるところ、通じないところは無い。
絶言絶慮、寂滅無相の本心に帰れば、本当のことが分かるが、 心が外に向かい、外界について廻ると本当のことを見失ってしまう
禅における最高の極地を述べたもので,四言一句からなる偈頌(げじゅ)が146の短い聖典である。
松井 優朱
✤ 寸草春暉
子が親の慈愛、大恩に報いようと努力しても、その万分の一にも満たないというたとえ。
寸草は、暖かい春の日射しを浴び、すくすく育っていくが、若草の感謝の念は、わずかなものに過ぎないのではないか。
浪﨑 汐朱
✤早起きは三文の徳
夜なべは十文の損 長寝は三百の損
中国の古い散文「早起三朝當一工(三日続けて早起きすれば一人分の働きに匹敵する)」だといわれています。おもに農家に伝わることわざで、陽が高くなる前に起き出して働けば仕事がはかどるという意味。
北川 粧華
✤ 悠々自適
「悠々」はゆったりと落ち着いたさま。
「自適」は自分の思うままに楽しむこと。
◆息子は就職し、埼玉へ。娘も無事に社会人に。
主人は名古屋で単身赴任継続中。
岡本 紫朱
✤你此刻 是否在仰
望天空 是否听
到了風的 声音呢
君は空を見てるか
風の音を聞いてるか
♪「たしかなこと」小田和正
◆陶芸とのコラボ作品
井上 陽朱
✤ 萬歳
石走る垂水の上のさわらびの
萌え出づる春になりにけるかも
万葉集 「懽の御歌」 志貴皇子
岩の上を激しく流れて落ちる滝のほとりの蕨(わらび)が、芽を出す春になってしまったことだなあ
◆一人娘も社会人となり 新しく萬(ヴァン)(愛犬)が家族となった
山崎 美洋
✤ 有石百丈可爲
我欲因之陵溟渤桅,周覧八埏覘九閡
マストにできそうな百文ほどの石がある。
この石のマストで出来た船でもって黒ずんでわきたつ波の大海を乗り越えて行きたい。
八方の地の果てを広く見て天地を伺いたい
台風21号で目の前が真っ暗になる位に被害を受けました。『黒ずんだわきたつ波の大海を乗り越えて行きたい』家族一丸となって乗り越えます
岡本 紫朱
✤初春の令月にして気淑く風和らぎ
梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす
万葉集巻第五「梅花の歌序」
初春の素晴らしい月で空気は清く風は穏やかである。梅は鏡の前の化粧のように咲き、蘭は女性の匂い袋のような香りである
令月(何をしても良い月)のこと。つまり令和の令は「良い」という意味である
上野明日美
✤白露
寒暖差が大きくなり、草木に滴る朝露が朝日を浴びて白く光って見える「白露」のころ長寿祈願する中国のお祭り「重陽の節句(9月9日)」がある。
◆卒寿(90歳)の祖母の長寿を祝って・・
✤鳩
私:婚活中!平和の象徴「白鳩」
祖母:卒寿の別名「鳩寿」
舞台裏をチラリ… 作品の撤去は慎重に行います。今年は天井が高くこんな大掛かりな撤去作業に…
今年も皆様のおかげで大盛況でした。ありがとうございました。